にほんブログ村 フランス語の動詞の活用の分類で「時制」と一般的に言いますが、実はこれだけではありません。 あまり知られていませんが、「法( le mode )」という4つのカテゴリーがあります。 「法」の基本は「人称・数」で活用するとういうことです。「男性/女性」の「性」も一部影響します。 直説法〔 l'indicatif 〕 間説法( le subjonctif ) 命令法( l'impératif ) 条件法( le conditionnel ) こんなにいっぱいあると尻込みする人も出て来るかもしれませんが、それぞれの法にはそれなりの「論理」があり、これが分かるとそれほど難しくはないと思います。 それぞれの法は「人称・数」を代表する「主語代名詞」がついて活用しますが「命令法」だけは例外で「主語代名詞」がつきません。 それでは「時制」とはなんでしょうか。 「時制」は実は「ペア」です。つまり(必ず)2つがセットになってります。 1つ目は、動詞だけが活用する「単純時制」で、 2つ目は、助動詞の活用形に動詞の過去分詞がつく「複合時制」です。 実際に使われなくても文法の理論上は必ずセットになります。 直説法〔 l'indicatif 〕には、単純時制と複合時制のペアが4つあります。 現在( le présent ) / 複合過去( le passé composé ) 半過去( l'imparfait ) / 大過去形( le plus-que-parfait ) 単純未来( le futur simple )/ 前未来( le futur antérieur ) 単純過去( le passé simple )/ 前過去( le passé antérieur ) il parle / il a parlé il parlait / il avait parlé il parlera / il aura parlé il parla / il eut parlé 実は、ここにもう1つ「複複合過去形」というのが存在しますが、これは「複合過去」とペアになります。 これは複合時制の「複合過去」が、単純時制の「単純過去」のように扱われるためです。 これはまた説明したいと思います。 複合過去( le passé composé )/ 複合過去( le passé surcomposé ) il a parle / il a eu parlé フランス語を勉強し始めた時、「複複複合過去」とか「複複複複合過去」のように、永遠に複合形が「増殖」して行くのかと思った事もありましたが「複複合過去」で打ち止めですのでご安心を。
by nsato75
| 2012-02-07 08:33
| 法・時制編
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