カテゴリ:単語編( 7 )

「5キロ」は重いか、遠いか。。。

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日本語で「5キロ」というと、重さの「5キログラム」か距離の「5キロメートル」のどちらにもとれますが、その時々の文脈から判断するので、いちいち聞き返す事はほとんどないでしょう。

フランス語も、日本語と同様「メートル法」を使うので同じ表現を使いますが、「〜キロ」とだけ後ろの単位を省いて使う場合、重さにしかなりません。つまりフランス語で「 cinq(5) kilos 」と言ったら、重さの「5キログラム」になります。距離の場合は必ず「cinq(5) kilomètres」と単位まで全部つけて表現します。

私も、日本語につられて、距離を「cinq(5) kilos」と表現することがよくあり、よく聞き返されました。

それと書き言葉では、こういう数値の場合、アラビア数字を使わず「cinq kilomètres」と書く事が多いです。日本語にすると「ごキロメートル」と書く様な感じですが、言葉が変われば習慣も変わるという事で。
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by nsato75 | 2013-02-11 17:42 | 単語編

フランス語は短いのがお好き。。。

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日本語では、長い単語を短く切って使う事がよくあります。例えば、高速道路は「高速」、携帯電話は「携帯」です。

フランス語でも、似た様な現象が見られます。幾つか例を挙げてみましょう。まずは母音で終わるもの。

resto ( restaurant レストラン)
J'ai mangé au resto hier soir. (昨日の晩は外食したよ。)

ordi( ordinateur コンピュータ)
Mon ordi est en panne. (コンピュータが故障中です。)

expo( exposition 個展、エクスポ)
Je vais à l'expo d'une artiste japonaise. (日本人の女性アーチストの個展に行きます。)

cata( catastrophe 大災害)
Oh là là, c'est la cata... (それは、ひどい。)

hosto( hôpital 病院。これはちょっと形が変わるので注意)
Il faut que tu ailles à l'hosto. (病院に行かなきゃダメよ)


次に「子音」で終わるもの (綴りは、公式のものではないのでご注意ください、)

assoc'( association アソシアシオン、協会)
Je vais à mon assoc' samedi. (次の土曜日、私の協会に行きます。)

appart' ( appartement アパート)
Mon appart' est petit. (私のアパートは狭い)

petit dèg' ( petit déjeuner 朝食)
Prends vite le petit dèg' ! (朝ご飯を早く食べなさい)

comme d'hab' ( comme dhabitude  いつも通りに)
Il est absent comme d'hab'. (いつも通り、あいつ来てない)

思いつくままに挙げましたが、まだまだあると思います。McDonald は Mcdo に、新聞の Libération は Libé になったりと固有名詞でもよくあります。しかし何でも短くなる訳ではないのでご注意を。
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by nsato75 | 2012-04-30 08:44 | 単語編

フランスの新聞の「言葉遊び」。。。

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日本の新聞では、大まじめな記事で言葉遊びをするのは不謹慎と思われていますが、フランスではそうではないようです。

パリのメトロの入り口や中で配られるフリーペーパーには3種類ありますが、そのひとつ「20 minutes」。20分で読み終わる新聞という意味です。3月30日金曜日の記事の中から一つ。

"A la recherche d'un lectorat perdu" (失われた投票者層を求めて)

大統領選の候補者が若い人たちの選挙離れに対して、なんとかつなぎ止める努力をしようとしている姿を伝えている記事ですが、フランス文学に詳しい人なら、これがプルーストの有名な小説「A la recherche du temps perdu (失われた時を求めて)」に掛けてあるのがわかると思います。

同日の新聞からもう1つ。

"Des prix survitaminés" (ビタミン強化された価格)

これは果汁の市場で、価格が高騰していることを受けた記事です。価格の上昇を、果汁の栄養素の一つであるビタミンの強化という形で表現しています。この類いに入る言葉遊びは結構あります。

記事ではなく、広告になるともっと、面白いものがあります。同じフリーペーパーの「Direct Matin」の、同日の広告からです。

"Fruit style" (フルーツ・スタイル)

海岸で、右には海を見つめる人間のサーファーが、左には足の生えたマンゴーがサーフボードを持って立っている広告ですが。これは、果汁入り清涼飲料のメーカーの広告で、水泳の「フリースタイル(自由形)」に引っ掛けてあります。

適度な、言葉遊びは、場を和ませる働きもありますし、気の利いたものは、その人のエスプリを判断する材料にもなります。
フランスには日本でよく言う「オヤジギャグ」という特別なカテゴリーはないですが、こういう言葉の引っかけを連発するとやはりひんしゅくを買いますのでご注意を。
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by nsato75 | 2012-04-06 07:24 | 単語編

ジョディー・フォスターも間違えた単語(昔の話ですいませんが)。。。

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ヤフー・フランスが選んだネット上の記事で、フランス語を話すフランス語圏以外の俳優達が紹介されていました。フランスに長く住んでいるアメリカやイギリスの俳優達は、それなりにフランス語を使いますが、やはり中でもジョディー・フォスターは別格ですね。

Jodie Foster Opening Speech Cesars 2011 (ユーチューブで検索してみて下さい)

フランスのセザール賞(アメリカのアカデミー賞のオスカーに相当)の開会宣言のヴィデオでしたが、プロンプター(字幕)を読んでいるのはわかったものの、完璧な発音とエレガントな仕草、素晴らしいスピーチでした。彼女は、どうやら若い頃からフランス語に親しんでいたらしく、最近はフランス語版の吹き替えは自分自身でこなすという芸当まで披露してくれます。

そんな彼女ですが、ずっと前に見たインタビュー番組で、英語とフランス語で意味が全く変わってしまう、ある単語を使い間違えていた場面に出くわした事があります。あまり日常使われる単語ではなく、フランスに住んでいなければそうそうお目にはかからないので彼女を責める気にはならないのですが、参考までに紹介しておきます。

le préjudice 。フランス語では「損害」といった意味になりますが、
英語の prejudice は「偏見」です。(英語ではアクセント記号はつかないので注意)
フランス語で「偏見」という意味に使われるのは le préjugé で、ちなみに、ジョディー・フォスターは、偏見の意味で le préjudice を使っていました。

英語とフランス語の間には、同じ綴り、ほぼ同じ発音でも、意味が恐ろしく変わる単語の対 ( les faux amis ) があります。これはそのうちの代表的な例です。英語が出来ると、フランス語にかなり「流用」できますが、うっかりすると落とし穴があるので気をつけたいですね。

フランス語を話す英語圏の俳優さんですが、びっくりしたのは「ハングオーバー」のブラッドレー・クーパーでした。細かい単語になると、戸惑ってましたが、ちゃんとフランス語で会話しているんです。18歳の時に、半年間、南仏のエックス・アン・プロヴァンス市で文学を習ったそうです。

bradley cooper parle francais で検索するとヒットしますよ。
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by nsato75 | 2012-03-29 12:15 | 単語編

grave と important

日本語で「大事」というとき、一大事と言えば大変な事態、大事な事と言えば重要というニュアンスがあります。

1つの言葉で、ネガティブな意味とポジティブな意味の両方にとれるのですが、これをフランス語に置き換える時、grave と important という2つの単語が候補に挙がります。

grave はどちらかというとネガティブなニュアンスを伴い以下の様な表現に使われます。

un accident grave (大事故)
une situation grave (深刻な事態)
une maladie grave (大病)

important は、どちらかというと単に「程度が大きい」というニュアンスです。

une décision importante (重大決定)
une personne importante (重要人物)
un rôle important (重要な役割)

見ての通り、どちらも使われる文脈が微妙に違うので、grave を使うからネガティブ important を使うからポジティブとは一概には言えませんが、どちらを使うかでニュアンスが変わるのを知っておくといいでしょう。

important の場合、単に「程度が小さい」とする時は peu をつけることがあります。

un rôle peu important (あまり重要でない役割)
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by nsato75 | 2011-07-15 15:34 | 単語編

災害語彙(colmater と calfeutrer )。。。

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大災害が起きる度に新しい単語が語彙に加わる。フランス人にとっては「ごく普通な」単語なんだろうが、普段ではほとんど聞かない。

その1つが colmater 。これは「裂け目をふさぐ/穴埋めをする」という意味の動詞である。今の福島第一原発の放射能汚染水の放出を防ぐ目的で使われている。前にこの単語を聞いたのはルイジアナ沖での海底油田漏れの時だった。

もう1つが calfeutrer 。これは colmater とちょっと違って「戸や窓の隙間をふさぐ」という意味に使われる。放射能漏れを恐れた人たちが自分の家の窓などの隙間にガムテープで「目張り」をする時に使っていた。

あまり予想はしたくないのだが、今後またどんな単語が増えるのだろうか。。。
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by nsato75 | 2011-04-04 07:47 | 単語編

フランス語の「言葉遊び」 Jeu de mots

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今日は難しい話は、さておいて、フランス語の「言葉遊び」です。

ワープロで文を書いている時、ちゃんと打ったのに変換キーを押した時に、予想もしない「文」がでてくる事があります。例えば、「肉まん」が、「憎まん」になったりです。

フランス語には、日本語の様なワープロはありませんが、同じ様な事が出来ます。発音は同じなのに、ちょっと綴りを変えて、別の単語や表現にしたりします。例えば:

sang blanc - semblant
 (白い血)ー(見せかけ)

こういう「遊び」が出来るようになれば、フランス語の発音に慣れてきたと言えるでしょう。まあ,一種の「親父ギャグ」なので、あまり使うと「ひんしゅく」ですが。

いくつか例を挙げるので、本当はどんな単語になるのか考えてみてください。前に書いた「やまもと」のジョークもこの部類に入ります。 人の名前とかもありますので、注意してください。

1. sans drap (シーツなし)
2. (elle est) ravie au lit (この意味はご想像にお任せします)
3. (il) n'a qu'à sonner (呼び鈴を押すだけでいいのに)
4. (ce chien) jappe au nez (このイヌは、鼻先できゃんきゃん吠える)
5. trou blanc (ホワイトホール)
6. peau lisse (なめらかな肌)
7. six lances (六本の槍)
8. mère veilleuse (見守る母)
9. cent cibles (百個の的)
10. une malle à droite (右のつづら1つ)

分かった方の「湖面と」待ってます。
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by nsato75 | 2009-05-15 06:30 | 単語編