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ここはどこ、わたしはだれ。。。

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この日本語の表現は一昔前「ギャグ」としてよく使われたものですが、これをフランス語に「直訳」しようとするとちょっと問題が起きます。

× Où est ici, qui suis-je ?

実はこれの半分はあってます。後半部分の「わたしはだれ」はそのまま使えます。

suis-je  と、主語と動詞の「倒置」が起きていますが、なくても通じます。その場合、qui は後ろに来る方が自然でしょう。

Je suis qui ? (私は誰)

では、前半はどうすべきかというと、次の様になります。

Où suis-je ?

「私は何処にいるの」となる訳です。
そして「ここはどこ」と言う時に、複数の人がいる場合は、ちょっと変わります。

Où sommes-nous ? (私たちはどこにいるの)

On が主語になって「私たち」の意味になることもあります。

On est où ?
Où on est ?

この場合、主語と動詞の「倒置」はあまりしないようです。疑問詞の Où は前と後の両方可能です。

Où est-on ?

これはあまり聞かないですが文法的にはあっています。

ではまた。
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by nsato75 | 2010-07-26 03:53 | 文法編

Il y a か Il y est か。。。

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「〜がある/ない」というフランス語の表現に、il y a があります。

Il y a un restaurant sympa dans le quartier. (この界隈に感じのいいレストランがある)
Il n'y a pas de cuillère dans le tiroir. (引き出しの中にスプーンがない)

この表現はよく使うので皆さん知っていると思います。実は、これと似た表現に Il y est がありますが、Il y a とは全く違うので注意が必要です。

Est-ce que Jean est au bureau ? (ジャンは事務所にいますか)
Oui, il y est. (うん、いるよ)

Est-ce que Jeanne est encore à la cafétéria ? (ジャンヌはまだ食堂にいますか)
Non, elle n'y est plus. (もういないよ)

Il y a と Il y est ( elle y est ) の違いですが、Il y a が「ある人/ものが、いるかいないか/あるかないか)」を話題にしているのに対して、Il y est の方は「既に存在している人やもの」が「ある場所にいるかいないか/あるかないか」が問題なのです。だから女性形の elle y est もあり得る訳です。もう存在していることがわかっているのですから、後の関心は「どこにいるか/あるか」で、場所が特定できたら「そこにいるか/あるか」になるわけです。

これに対して Il y a は非人称表現と言って Il は一種の仮主語であり、女性形をとることはありません。

この2つの表現がよく混同されるのは「否定文」でです。例えば「駐車場にあるはずの私の車がない」といおうとすると、

× Il n'y a pas ma voiture dans le parking.

といいたいところですが、これは使えません。これは、

Il n'y a pas de voiture dans le parking. (駐車場に車が一台もない)

この表現を「ma voiture 私の車」とそのまま結びつけてしまった訳です。ではどういえばいいかというと。

Ma voiture n'est pas dans le parking ! (駐車場に私の車がなーい!)
Comment ça ? Elle n'y est pas ? (えっ。ないの。)

これは会話力が上がって来た人に特に注意してもらいたいです。

それでは
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by nsato75 | 2010-07-23 09:08 | 文法編

se のつかない動詞。。。(追加あり)

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フランス語には「再帰動詞」と呼ばれる動詞があります。「お互いに」とか「自分に/を」というように動詞の補語が自分自身だったり、複数の人たちが主語になると相互に関係を持つ様になる訳です。例えば、

Il parle à sa mère.  (彼は自分の母に話している)
Il se parle tout seul. (彼は独り言をいう)
Ils se parlent ensemble. (彼らは話し合っている)

Je vois une maison bleue. (青い家が見える)
je me vois dans la glace. (鏡で自分の姿を見る)
Ils se voient très souvent. (彼らは頻繁に会っている)

かなりの数の補語をとる動詞がこの形をとります。 単語の使い方を良く知らない場合、本来は se をとらないのに、自分の「感覚」に惑わされて再帰動詞のように使ってしまうことがあります。私にも幾つか身に覚えがあります。例えば、次の例は「間違った」使い方です。

× Ils se discutent ensemble.
× Elles se bavardent dans un café.

本当はこうなります。
Ils discutent ensemble. (彼らは一緒に討論している)
Elles bavardent dans un café. (彼女達はカフェでおしゃべりしている)

特に discuter は分かっていても時々「再犯」してしまいます。皆さんも気をつけてください。

もう1つ迷う動詞があります。

Je bronze vite. (私は直ぐに日焼けする)
Je me bronze sur la plage. (浜辺で日光浴をする)

「日焼けする」の意味では se (me) をつけない様にしてください。

それではまた
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by nsato75 | 2010-07-22 06:17 | 活用編

beau か bel か、 vieux か vieil か。。。

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前回の投稿で mon か ma のどちらかにするかで、男性名詞、女性名詞の区別の前に発音のルールがあることを書きましたが、これと同じことが「名詞の前につく」一部の形容詞にもおきます。例を挙げると、

un beau studio きれいなステューディオ(一部屋のアパート)
un bel appartement きれいなアパート
une belle maison きれいな家

un vieux garçon 婚期を過ぎても結婚しない独身男性(のことをこう呼ぶことがあります)
un vieil homme 年配の男の人
une vielle femme 年配の女の人

ce nouveau printemps この新しい春
ce nouvel été この新しい夏
cette nouvelle saison この新しい季節

どれも発音が女性形と同じになります。mon / ma の場合、男性形が使われるのとは逆ですので気をつけてください。ただ大部分の形容詞は名詞の後ろにつくのでこれには関係しません。

ところが複数形になると s がついて男性形に戻り、リエゾンして /z / と発音されるので注意してください。ただしこの場合は x がつきます。

de beaux appartements いくつかのきれいなアパート
de vieux hommes いく人かの年配の男の人
de nouveaux appartements いくつかの新しいアパート

指示限定詞の ce / cette も同じです。これも母音で始まる単語の場合、全て cet / cette になります。

ce garçon この少年
cet homme この男
cette femme この女

他にもありますが、また別の機会に。
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by nsato75 | 2010-07-20 08:05 | 文法編

mon か ma か、それが問題だ。。。

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フランス語の所有限定詞(今はこう呼ぶらしい)は「私の」とか「あなたの」という意味でつかわます。
「誰のものか」の「誰」が1/2/3人称単数の場合、男性名詞か女性名詞かで形が変わってきます。例えば。

所有限定詞の認証が単数の場合
1人称 mon père / ma mère (私の父/私の母)
2人称 ton frère / ta soeur (私の兄弟/私の姉妹)
3人称 son cousin / sa cousine (彼・彼女の従兄弟/彼・彼女の従姉妹)

所有限定詞の認証が複数では変わらないのでここでは扱いません。
1人称 notre père / mère (私達の父/私達の母)
2人称 votre frère / soeur (あなた達の兄弟/あなた達の姉妹)
3人称 leur cousin / cousine (彼達・彼女達の従兄弟/彼達・彼女達の従姉妹)

後、名詞が複数の場合も所有限定詞は変わらないのでここでは扱いません。
1人称 mes frères / soeurs (私の兄弟達/私の姉妹達)
2人称 tes frères / soeurs (あなたの兄弟達/あなたの姉妹達)
3人称 ses cousins / cousines (彼・彼女の従兄弟達/彼・彼女の従姉妹達)

このルールは実は「子音で始まる単語」にだけ適用されるもので「母音で始まる単語」の場合、ちょっと違います。

ただ男性名詞の場合、同じ mon / ton / son がついて mon / mõ /が次に続く母音と「リエゾン」して mon / mõ n+母音 /と説明ができます。

mon oncle / mõ nõkl /  (私の叔父・伯父)
ton ennemi / tõ nen-mi / (あなたの敵)
son alibi / sõ na-li-bi / (彼・彼女のアリバイ)

ところが、女性名詞はそうはいきません。なんと男性名詞の場合と同じ mon / ton / son がつきます。それに、この切り替えは初心者にはかなり難しいです。例えば、

× ma infirmière
× ta amitié
× sa école
とはならずに、以下の様になります。

mon infirmière (私の看護婦、日本では今は看護士ですが)
ton amitié (あなたの友情)
son école (彼・彼女の学校)

私も最初のうちは知識だけで対応しようとしていましたが、よく使う表現ならまだしも、あまり使わない単語の場合、とっさには使い分けが出来ずに結構悩んだものです。といってフランス人に生まれなかったからできないんだとあきらめたくはなかった訳です。

でも最近になって少しずつコツが分かってきました。文法の授業ではまず所有限定詞のつく名詞が男性か女性かで分類しますが、実はそれより先に発音による分類があると考えるとより自然だと考えました。

つまり、
・ 「母音で始まる単語(無気音の h がつく場合も同様)」には男性名詞・女性名詞に関わらず全て「mon / ton / son」がつくというルールです。厳密にいうと mon / mõ / ではなくて mon / mõ n / と子音の/ n /がつきます。
・ そして「子音で始まる単語」の場合は、男性名詞か女性名詞かが mon / ma のどちらになるかを決めるます。

このルールはフランス語が基本的に(子音+母音)(子音+母音)という音節構造を持っていることが関係します。例えば、

ma amie にならないのは、
/ ma / / a / / mi / では
(子音+母音)( ---- +母音)(子音+母音)
となってしまい、子音のない音節が出来てしまいます。

ここで一般的には、 mon / mõ /が次に続く母音と「リエゾン」して mon / mõ n+母音 /と説明がありますが、私はリエゾンするよりもまず母音で始まる名詞が「子音を必要とする」のが第一で、これが起きると ma ではなくて mon がつくのではないかと考えます。

こう考えるとどうして単に子音の/ n /がついて man amie / ma na mi / となればフランス語学習者には朗報なのですが、そうはいきません。やはり mon amie / mõ na mi / となります。

フランス語では鼻母音の非母音化という現象があります。鼻母音で終わる男性形容詞・名詞が女性に変わる時、鼻母音が普通の母音に変わって最後に / n / がつきます。例えば、

bon - bonne (良い、おいしい)
/ bõ / - / bon /
lion - lionne (雄ライオン/雌ライオン)
/ ljõ / - / ljon /

所有限定詞  mon / ton / son の場合「非母音化」は起きませんが、子音 / n / がつくのは共通しています。

/ a / が / an / になる発音変化はないので男性名詞の場合の mon oncle / mõ nõkl / と同じ様になるのだと考えると説明がつきます。

長々と書いてしまいましたが言いたかったことは、母音で始まる単語の場合、男性・女性にかかわらず mon / ton / son がつくということです。男性名詞・女性名詞という基準で使い分けをする前に、このルールがあることを知っておいてください。

定冠詞の場合、母音で始まる単語には / l / がついて l'école / le kol /となりますが、

所有限定詞の場合。母音で始まる単語にはまず / n / がついて / ne kol / となり、
/ ne kol / になるには mon がついて mon école / mõ ne kol /となると考える方が自然でしょう。

まあ、ちょっとこじつけかもしれませんがどうでしょうか。
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by nsato75 | 2010-07-14 09:51 | 文法編