<   2014年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

日本語の「う」の旧つづりと新つづり。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。



日本文化はフランスでも浸透していて、かなりの数の日本語がフランス語の語彙の一部になっています。最近では「tsunami」。実は知っている人は多かったのですが、インドネシア・タイでの津波で一挙に認知度が上がり、震災の時には皆知っていました。

日本語の単語をフランス語で表記する時、日本語の5つの母音のうち「あ、い、う、え、お」を、フランス語では「a, i, u, e, o」で表記します。

「あ、い、お」に関しては、発音上の問題はほぼありません。例えば最近人気の「柿」は「kaki」、「禅」は「zen」。もちろん「折り紙」は「origami」。これは国際語ですね。

ただ「え」に関しては、二つの可能性があります。「e」とするか、アクセント記号つけて「é」とする場合があります。これは「e」だけだと「う」に近い発音に読まれることを避けるためです。

さて「う」ですが、これは今では「u」とするのが普通ですが、これだとフランス語では / y / となり、日本語の発音だと「ィユ」に近い発音になるので少々問題があります。例えば「布団」は「futon」ですが、フランス人の中には「フュトン」と発音する人が少なからずいます。「豆腐」の「tofu」も「トフュ」になってしまいます。

実は昔のフランス人は「う」を書き写すとき「u」ではなく「ou」を使っていました。この方が日本語の「う」に近いためです。探せばいろいろあると思うのですが、今思いつくのは「サムライ」、フランス語では「samouraï」になります。最後の「i」にもアクセント記号がついて「ai」を「え」と読むのを避けています。

もうひとつの例が「ムスメ」、「mousmé」。文豪のプルーストの本やゴッホの作品のタイトルに使われているという単語で、「す」の「う」が全く省略されています。実の日本語の「う」はきちとした発音の規則があるわけでなく日本人の耳にそう聞こえればいいので、特に「す」は母音があってないようなものです。外国人が「寿司」の「す」を強調して「スーシ」と発音するのを聞いて変だなと思ったことがあると思います。

フランス語の綴りをみると逆に日本語の発音が見えてくるので面白いです。
[PR]
by nsato75 | 2014-05-21 06:23 | 文字編

日本語で「あなた」や「わたし」をどうして使わないのか。。。


にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。

日本語では「私」とか自分を指す言葉を使わなくても会話が成立しますが、日本語を勉強しているフランス人は最初、どうしても「ワタシ」を連発します。これはフランス語の je をそのまま訳して使っているからで、フランス人にとっては自分のことを話している時に「 je 」と言わないと誰のことかわからないので不安になるようです。

例えば、「私」や「あなた」が、全く使われないシチュエーションとすると、病院での診察が挙げられます。質問するのはお医者さんで、答えるのは患者さんという対話の図式があるからです。医者が「どこが痛みますか」と聞けば十分ですし、患者は「足首です」と答えれば分かります。

逆に患者が医者に向かって質問する時、「先生は風邪引かないんですか」と「先生」という一種の呼びかけの言葉を使います。フランス語でも医者の場合は「Docteur,」、普通の人だと「Madame, / Monsieur, 」という言葉を使いますが、次に来る文にはちゃんと「あなた」に相当する「vous」が入ります。

日本人が「私」を全く使わないわけではありません。「私」を使う時は「他の人じゃなくて私」というニュアンスが入ります。フランス語で言うと「Quant à moi...」。意味は、「私としては」とか「私に関しては」ですが、今風の日本語だと「わたし的には、」というところでしょうか。

日本語では「私」を連発すると煙たがれますが、フランス語にもこれに相当する表現があります。「Moi, moi !」です。女の子だと「私ね、私ね」に近いです。「私」を連発するフランス人に、日本語で「私」というと「Moi, moi !」と同じことだよと教えてあげると、「私」を多用しないように考えるみたいですが、習慣というのは怖いものでなかなか抜けられいようです。
[PR]
by nsato75 | 2014-05-17 23:29 | 文法編

ブログの名称変更。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。

前から気にはなっていたのですが、同じ名前の本が存在するので名称を少し変えることにしました。

全く変えると検索ができなくなると思い「自習室」を追加することにしました。

特にフランス語を独学で勉強している人に読んでもらいたいです。
[PR]
by nsato75 | 2014-05-17 20:27 | ブログについて