日本人にとって最も難しい「半母音」は、/jø/。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。


半母音を、母音との組み合わせのワンセットで考えるきっかけを与えてくれたのが、Dieu /djø/(一神教の神)という単語です。自分では、ちゃんと発音しているつもりでも、フランス人の耳には、「ディ+ウ」と、」「イ」と「ウ」という二つの母音が並んでいるように取られてしまって、結構悩んだ時期があります。

これは「ユ」ではなく「イゥ」に近いでしょう。最後を「ゥ」で閉じる感覚です。「イ」+「ゥ」と母音が2つ別々に発音するのではなく、あくまで母音は「ゥ」1つだけですから、気をつけて発音してみてください。

これに近い発音の単語が、du /dy/ です。日本語だと「ドュ」でかまいませんが、Dieu /djø/ との違いを出す必要があります。「ドュゥ」というところでしょうか。(あまり日本語表記に頼りたくはないですが。。。)

以下に、幾つかのペアを並べてみました。

du / Dieu
lu / lieu
mue / mieux
rue / curieux
vue / vieux
pue / pieux

グーグル翻訳で発音を確認することもできます。セットでコピペして、下にあるスピーカーのアイコンをクリックすると聞けます。
[PR]
# by nsato75 | 2015-01-09 12:39 | 発音編

「発音を耳で追える」という感覚。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。

最近、私は一年に一回、カンボジアに遊びに行きます。それまで不定期に行っていた時期を入れると、もう直ぐ渡航10回くらいになります。

カンボジア語は、本気で勉強したことはありませんが、表現や単語は多少知っています。何度も来ていると面白いことに、意味は分からないのですが、発音を耳で追えるようになります。

「耳で追える」ということは、音節に区切ることができるようになるということで、時々自分の知っている単語が「ポツポツ」と文に挿入されているのが分かるようになります。こうなると、人が話しているのを聴くのが楽しくなります。それに、これができると、何処で発音を区切るかが感覚で分かるようになるので、発音を真似ることも楽になります。

発音の練習は、口の形とか舌の位置とかで説明することが多いですが、一番の上達方法はやはり「耳で発音を追える」ようになることでしょう。ただ問題は、この感覚をどうやって身につけるかということです。

「録音されたものを聞き流す」というのは確かにある程度の効果はあります。しかし、そこからは人の息遣いとかは伝わってきません。理想的なのは、その言語を話す複数の人たちのグループに自然に溶け込むことです。いわば、赤ちゃんや小さい子供と同じ環境におくわけです。

ホームステイが有効なのは、このような環境が多くあるからですが、単に、ぽつねんと座っているだけでは違和感があります。何らかの形でグループに参加しながら、聞き役に回り、何か表現できるときはきちんと意見を言うことです。

日本人だと、折紙を一緒にするのもいいです。分からない表現があっても、知っている単語とジェスチャーで伝えようとすれば、教えられる側が教えてくれますから。
[PR]
# by nsato75 | 2015-01-06 11:53 | 発音編

コメントを残せるようになりました。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。


なぜか分からないのですが、ずっとコメントを残せない設定になっていました。
もし、コメントがありましたら皆さんお願いします。

これからブログを続ける励みにもなります。

それでは
[PR]
# by nsato75 | 2014-09-18 04:54 | ブログについて

日本語とフランス語の「会話の文法」。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。


いくら単語をいっぱい知っていても、それだけでは会話はできません。

単語を組み合わせる事で、自分の伝えたい「意味」や「コンテクスト」を組み立てる必要があります。

これは、日本語もフランス語も、どんな言葉でも同じです。会話では文法は必要ないと豪語する人がいますが、会話には会話なりの文法が必要です。でも、単語を上手に組み合わせる事で、簡潔に自分の伝えたい事を表現できれば、話す事が楽しくなると思います。

簡単な会話では、2つか3つの単語を組み合わせる事で意味が限定され、お互いの意思の疎通ができます。例えば、「これ、とても美味しい」とか「今日、何する」といった感じです。

単語の中で会話の核となるのは、やはり「名詞」と「動詞」でしょう。名詞は「物の名前」、動詞は「アクションの名前」です。

日本語は、とても便利な言葉で、名詞や動詞を「辞書に載っている形」で使っても全く問題ありません。例えば、喫茶店で「コーヒー」といったら、直ぐにコーヒーが出てきます。誰かが「帰る」と言ったら、「この人は自分の家に帰るつもりなんだろう」と思ってくれます。

これに対してフランス語は、そうは行きません。

名詞の場合、「café」だけだと、とてもぶっきらぼうに聞こえます。「Un café.」というと「コーヒー、一杯」となり、注文しているんだなと理解してもらえます。より丁寧をこころがけるのであれば、「Un café, s'il vous plaît.」となります。名詞の前につく「数詞」や「不定冠詞」や「定冠詞」や「所有形容詞」などが、会話の中で意味を決めるのにとてもとても重要なのです。

un café  数詞
du café  不定冠詞
le café   定冠詞
mon café 所有形容詞 

動詞の場合、「rentrer」と「不定形(辞書の見出し形)」を使うと「Rentrez !」と「命令形」に聞こえますので、「帰って下さい」となり、全く違う意味になります。フランス語の場合、動詞を活用して「Je rentre.」のように「私」を意味する主語代名詞の「je」を動詞の前に付ける必要があります。

je rentre (1人称)
tu rentres(2人称)
il rentre (elle rentre)(3人称)

フランス語と日本語との違いはこれだけではありません。

日本語では「誰の目に見ても明らかな事」は口に出しません。例えば、一人で喫茶店に入って「コーヒー、一杯」とまで言う必要は無いのです。誰かが「帰る」と言ったら、まず間違いなく、そう言った人が帰ることになります。

しかし、フランス語では、動詞が「誰のアクションを指しているのか」を、話し手が「断定する必要」があります。これが「動詞の活用」なのです。つまり、動詞の前に、主語代名詞(je, tu, il, elle, nous, vous, ils, elle, on...)をを付けて「会話の役割分担の中」で、誰がアクションの主であるかをはっきりさせます。

会話の役割分担とは、「話し手(一人称)」、「話し相手(2人称)」、「話題の人・物・事象(3人称)」です。

パリのカフェ(日本の喫茶店でもいいです)を想像してみて下さい。人間に限って言うと、あなたが「話し手」で、「話し相手」の誰かと一つのテーブルを囲って座っています。それ以外の周りの人たち(実際にいる人、いない人、全て含む)が「話題の人」です。フランス語は、この三者の図式がとても厳格に守られています。そして、これを明確にイメージすることはフランス語の会話ではとても重要です。

フランス人は、常に動詞の主語が、この3つのどれに該当するかを考えて、自分が使う動詞の前に、どの主語代名詞を付けるか考えているのです。日本人には全く想像ができないような「面倒くさい頭の体操」をしているのです。

例えばフランス人は時々こう言います。

Sa voiture, elle est belle ! (あいつの車、かっこいいんだぜ。)

「Sa voiture est belle.」というのは文語的な表現といえるでしょう。会話では、わざわざ「elle」という「主語代名詞」をつけて表現するのです。

日本語は、話し相手に「意味を補ってもらう」ことをあてにして、全部言わないのですが、フランス語の場合、全部話し手が言わないといけません。この違いを意識して会話することが重要です。
[PR]
# by nsato75 | 2014-07-25 08:31 | 日本人向けって?

日本語の「う」の旧つづりと新つづり。。。

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村
よかったらワンクリックお願いします。



日本文化はフランスでも浸透していて、かなりの数の日本語がフランス語の語彙の一部になっています。最近では「tsunami」。実は知っている人は多かったのですが、インドネシア・タイでの津波で一挙に認知度が上がり、震災の時には皆知っていました。

日本語の単語をフランス語で表記する時、日本語の5つの母音のうち「あ、い、う、え、お」を、フランス語では「a, i, u, e, o」で表記します。

「あ、い、お」に関しては、発音上の問題はほぼありません。例えば最近人気の「柿」は「kaki」、「禅」は「zen」。もちろん「折り紙」は「origami」。これは国際語ですね。

ただ「え」に関しては、二つの可能性があります。「e」とするか、アクセント記号つけて「é」とする場合があります。これは「e」だけだと「う」に近い発音に読まれることを避けるためです。

さて「う」ですが、これは今では「u」とするのが普通ですが、これだとフランス語では / y / となり、日本語の発音だと「ィユ」に近い発音になるので少々問題があります。例えば「布団」は「futon」ですが、フランス人の中には「フュトン」と発音する人が少なからずいます。「豆腐」の「tofu」も「トフュ」になってしまいます。

実は昔のフランス人は「う」を書き写すとき「u」ではなく「ou」を使っていました。この方が日本語の「う」に近いためです。探せばいろいろあると思うのですが、今思いつくのは「サムライ」、フランス語では「samouraï」になります。最後の「i」にもアクセント記号がついて「ai」を「え」と読むのを避けています。

もうひとつの例が「ムスメ」、「mousmé」。文豪のプルーストの本やゴッホの作品のタイトルに使われているという単語で、「す」の「う」が全く省略されています。実の日本語の「う」はきちとした発音の規則があるわけでなく日本人の耳にそう聞こえればいいので、特に「す」は母音があってないようなものです。外国人が「寿司」の「す」を強調して「スーシ」と発音するのを聞いて変だなと思ったことがあると思います。

フランス語の綴りをみると逆に日本語の発音が見えてくるので面白いです。
[PR]
# by nsato75 | 2014-05-21 06:23 | 文字編